主人の実家に居たわんこ、ボストンテリアのボスちゃん。私のアメリカでの初めての犬友達でした。主人が仕事を探していた半年間、主人の実家にお世話になっていたのですがその時とても愛らしく、お転婆な彼女には癒されました。
そんな彼女でしたが、外で小さい子供とボール遊び中にボールが片目を直撃、、、。ボスちゃんの目は片方見えなくなってしまいました。このころから徐々に彼女の生活が一転します。
ある日突然食べなくなってしまった?
目が見えなくなったからなのかボスちゃんの食欲が減退します。
以前からボスちゃんは年齢の割に見た目の老化が早く(白い毛が目立ちだす等)心配していた義母は獣医師に相談していたのですが、医師からは、「市販のおやつをあげ過ぎ。」と言われていました。
なので野菜をあげたり手作りのおやつをあげたりしていました。
食欲がなくなってからドッグフードを変えてみたり色々していましたが良くならず医師にまた相談してみました。
医師からの診断
かかりつけ医師からは、「10歳を過ぎたばかりだからまだ寿命ではないと思う、人間で言ううつ状態なのかな」と言われたそうです。その診断に満足できなかった義母は違う医師にセカンドオピニオンを聞きに行きました。
違う医師には、「やれることはやりましょう。」と言われほとんど食べなくなったボスちゃんに注射器のような物でご飯をあげ、薬もたくさんあげました。
この頃の義母は「やれる事はやりたい」、気持ちだったのでお金もすごく使ったようです。
それでも彼女はどんどん痩せていきました。
もう潮時なのか、、。寿命なの?
食べないので無理やり食べさせる、常に外で用を足していたのに粗相をするようになる。
みているこちらも痛々しくなるくらい痩せ歩くのもたどたどしくなりました。
それでも諦められない義母、医師に年齢的に希望があると言われていたのでそれにしがみついていてとても辛かったと思います。
楽にしてあげる
その後何回か痙攣を起こし救急に連れて行きました。
そんな状態で医師に、「次の痙攣が来たら最後かも知れない。」と言われたそうです。
義母ももうここで諦めないといけないと悟ったのでしょう、、。
義父と一緒にボスちゃんを動物病院に連れて行き、お別れをしました。苦しまず天国へ。
天国で楽になっているといいのだけど
ボスちゃんが逝ってしまってからは義母は喪失感でいっぱいでした。
しかししばらくたった今、無理やり寿命を延ばされるより早く楽にしてあげれば良かったと言っています。