サラダスピナーでバリっと新鮮に!美味しいサラダは水切りが肝心なの!

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サラダやハーブの水切りに何を使っていますか?清潔な布巾やキッチンペーパーで水気を拭き取るのが一般的です。
手間がかかる割に水気が残りやすく、力を入れすぎるとせっかくの野菜を潰してしまいます。

 

遠心力で水気を飛ばすサラダ&ハーブスピナーがあれば、手早く新鮮なサラダがいつでも楽しめますよ。

 



サラダの美味しさは鮮度で決まる

食材全般に言えることですが、特に葉野菜は鮮度が命です。乾燥を防ぐために新聞紙でくるんだ後ポリ袋に入れて野菜室に入れます。野菜は育った時の状態で保存すると持ちが良いので、立てて保存します。

 

でも、冷蔵庫に保管していてもどんどん鮮度は落ちていきますし、栄養価も下がってしまいます。これはエチレンガスの影響です。
果物や野菜は収穫後も生きています。エチレンガスは果物や野菜の成長を促し、完熟すると今度は腐敗へと導きます。

 

りんごは特にエチレンガスを大量に出すので一緒に入れておくと他の野菜の劣化が早くなってしまいます。
逆にまだ若い果実を追熟させたい時は、りんごと一緒に置いておきます。

 

レタスはお湯で洗おう

萎れたレタスをお湯に浸けておくとみるみるシャキッと蘇ります。ヒートショック現象という言葉を化粧品のCMで聞いた人も多いのではないでしょうか。
レタスの細胞は50℃くらいで一番気孔が広がります。そのため水分を含みやすくなってパリパリになります。

 

沸騰したお湯に同量の水を加えるとだいたい50℃くらいになります。手で触って熱いと感じるくらいの温度です。
きゅうりやトマト、ナスといった実野菜もお湯で洗うと殺菌になります。O-157の流行の後、学校給食では生野菜をお湯で洗っている所が多いです。

 

何でも50℃のお湯で洗う方法が一時流行りましたが、肉や魚はあまり効果があるように思えませんでした。かえって傷みやすくなりますし、灰汁は出にくくなりましたけど、旨味も抜けているように感じました。

 

それと、ゴボウはふにゃふにゃになって逆効果でした。実感として、冬野菜や根菜よりは野菜や夏野菜に向いているようです。

 

水切りの裏技

きちんと水切りをした野菜で作ったサラダは驚くほど美味しくなります。スピナーのかごに洗った野菜を入れたら蓋をして、飛び出しているゴムを押すだけで、中のかごが回転して水気を飛ばしてくれます。

 

野菜の表面に水気が残っていないと、ドレッシングが薄まることもなく、野菜に絡みやすくなります。
プラスチック製で軽いので扱いも楽ですし、電気も電池も使いません。あっという間に水切り完了です。

 

最後にとっておきの裏技を。お湯で洗った野菜をザルにあげて水気を切ります。サラダボールに移してラップをせずに冷蔵庫に入れておきます。冷蔵庫内は乾燥しているので、野菜がしっかり冷めるころには水気が飛んでしゃっきりパリッとしています。

 

時間がかかるのが玉に瑕ですが、最初に仕込んでおいて他の料理に取り掛かれば、食卓に出すころにはちょうどいい頃合いになっていますよ。



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